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コンピュータの記録は何故log(丸太)って言うの?

コンピュータでは、動作の履歴を出力したものを、logファイルと呼びます。
コンピュータ自身のlogファイルは、/varディレクトリー内に置かれるのですが、最も馴染みがあるのは、/usr/local/squid/logsディレクトリーなどに書かれた、apache関連(webサーバ)のlogファイルですね。

このlogですが、ログハウスのlogであり、「丸太」という意味なのですが、一体何故「丸太」がコンピュータの履歴を表す言葉になったのでしょうか?
 
 
 
これは実は、船乗りの用語から発展した言葉です。
船乗り達の言葉は特殊で、例えば左舷の事は「港」という意味の、「port」を用います。「取り舵」は「port helm」、「取り舵一杯」は「port helm full」ですね。左が「port」であるのは、荷の上げ下ろしを左側で行うからです。つまり船の左舷側に港があるという事になりますね。転じて舷という意味自体にも使われている様です。尚、飛行機の窓を「porthole」というのは、ここに由来しています。
手元の辞書(The Concise Oxford Dictionary)から抜粋すると、「port」は、

1.(Also formerly larboard)left-hand side of ship looking forward.
2.Turn (helm,orabs.) to left side of ship

と、書かれています。
「leather neck」が「海兵隊」だったりと、船乗り達の言葉は特殊な発展をしている様に、僕には感じられますね。カクテルの「saltydog」は、「甲板員」を表すスラングです。

さて、問題の「log」ですが、これは昔航海士が、船の巡航速度を推測する為に、海に丸太を流した事に由来します。船から丸太が離れる時間を計測し、そこから船の速度を導き出し、航海の手掛かりとしたのですね。
ここから転じて、航海の記録である「航海日記」を「log」と呼ぶ様になりました(別に「測程器」の事も「log」と呼びます)。そうして次第に、機械などの工程日誌.なども「log」などと呼ぶようになります。順序を追って記録していく文章自体を指す言葉になったのです。
ここから発展して、コンピュータの記録も「log」と呼称している訳ですね。
 
 
 
コンピュータではこの「log」ファイルに属する様々なファイルを見る事で、セキュリティの為の監視をはじめ、アクセス状況からマーケティングの参考にしたりと、様々な分野に活用されています。比較的重要なファイルだと、そう言えると思います。

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